ホームページ制作会社を選択する
インターネットが本格的な普及を始めた20世紀末、「とにかくホームページを持つこと」が企業としての一種のステータスで、それこそ雨後の竹の子のようにホームページが立ち上がった時期がありました。
あれから5年ほど経って時は21世紀となりましたが、昨今のブログブームも手伝ってか、第2のホームページブームが訪れつつあるように感じます。
さて、ホームページ構築の問い合わせをいただいたお客様とお会いし、いざ話をしてみると「ホームページにアクセスするとバーンとFlashが表示されて、商品ページでは動画をふんだんに使って…」となることがあります。
弊社の得意とするところは、Webマーケティングをバックグラウンドとしたホームページ作りです。Flashや動画などを使った「ビジュアル重視」のホームページ制作は、制作することが出来ないことはないですが弊社の強みを活かすことの出来ない分野です。
一口にホームページ制作会社といっても、その得意分野は思った以上に違うものです。なにぶん新しい業界なので、外から見ると違いは分かりにくいかもしれません。制作会社をタイプ別に分けると、以下のような感じになるでしょうか。
デザイン会社系
元々は広告物・各種ノベルティ・イラストなどを手がけていたデザイン会社が、ビジュアルつながりということでホームページ制作も手がけるようになったケースです。当然ながら、見た目に美しいホームページを制作することには長けています。
ただし、Webマーケティング的要素はあまり考慮されないケースが多いようです。ホームページ制作会社でもっとも多いのは、このタイプの制作会社かもしれません。
印刷会社系
ホームページを作りたいけどどこに頼んで良いか分からないという企業が、出
入りの印刷会社に相談するケースも少なくないようです。最近では、中規模以
上の印刷会社になると、ホームページ専業部門を持つ会社も増えています。
一方で、ホームページ制作は印刷物受注のための「営業活動」的扱いで、実際
の制作はデザイン会社に外注というケースもあるようです。
コンサルティング会社系
ホームページを企業の営業ツールのひとつと捉え、ホームページが具体的なメリットをもたらすようになることを主眼にして、制作活動を行っていきます。
SEO・SEMなど、Webマーケティング的な知識も豊富です。
Webマーケティング的に有利な作りと、ビジュアル面での表現の豊かさの間にはシーソーのような関係があります。また、マーケティング調査などに充てる予算も大きくなるので、必然的にデザインの予算が圧縮されることもあります。そのため、デザイン会社が得意とするFlashなど多用したホームページと比べると、見た目的に簡素になることが多くなります。
ちなみに、弊社はこのコンサルティング会社系に属します。
それぞれは優劣をつけるものではなく、自社の目的に応じて選択をすべきものです。
例えば、ホームページを通じて自社のブランドイメージを醸成していくことが目的であればデザイン系の制作会社を選択したほうがベターでしょうし、ホームページを問い合わせ窓口として活用したいのであればコンサルティング系の制作会社の方が望ましいでしょう。
自社がホームページを持つ目的を明確にし、その目的にあわせて制作会社を選択することが、ホームページ制作のはじめの一歩です。 |